自己紹介がてら(今後の予定など)
はてブロは以前に少しだけやっていたのですが、長いこと野ざらしにしていたので(またIDが少し分かりづらいものだったので)これを機に改めて再建しました。
昏月鯉影(くらつき・こいかげ)というPNで文芸活動をしています。京都大学在学、京大SF・幻想文学研究会所属。大学ではドイツ文学を専攻し、ETAホフマンなどドイツ幻想文学やゴシック小説を研究対象としています。怪奇・幻想文学が主食です。現代のものよりは18-19世紀頃のものに惹かれる傾向があるかもしれません。高校生の頃にキング、ラヴクラフトなどいかにもなところから入ったのですが、ゴーゴリ等のロシア文学、ホフマンらドイツ文学など、いつしかヨーロッパの幻想文学に手を拡げていました。勿論、英米の怪奇小説も好きです。
19世紀の英国怪奇小説は邦訳も紹介も沢山され、まさに宝庫という感じです。邦訳/未邦訳を問わず少しずつ掘っていけたらと思います。それだけでなく最近の興味としては、18-19世紀ドイツの恐怖小説を掘っていきたいなあと思っています。伝統的に、恐怖小説は通俗小説であるとしてあまり注目されていなかったようですね。近年になって徐々に再評価がなされているようです。
さて、このブログでは、読んだ本の紹介、評論、海外の怪奇幻想小説の翻訳などを上げていく所存です。できれば毎週更新していきたいところです。翻訳でも書評でも、日々コツコツと続けていくためのペースメイカ―としていけたらなという意図です。
これまでの活動は、以下の通りです。
・『現代SF小説ガイドブック 可能性の文学』池澤春奈監修 ele-king books
※キジジョンスンの紹介ページは誤植により不自然に削れてしまっています。版元様のHPより正誤表をご参照ください。
・同人誌『Buttered-Fly』創刊(編集、原稿、表紙デザイン)
マーガレット・オリファント『図書館の窓』英日訳
ディーノ・ブッツァーティ全レビュー(共同執筆:茂木英世)
また、今後の『Buttered-Fly』の活動予定は、以下の通りです。
・1月:京都文フリ
軽めの新刊を出す予定です。何かしらの怪奇・幻想文学の翻訳と、書評を載せます。
寄稿のご相談なども、お気軽にご連絡ください。
・5月:東京文フリ
叢書「群像社ライブラリー」の全レビューを載せた新刊の予定です。
※なお、「群像社ライブラリー」全レビューでは、寄稿に協力して下さる方を探しています。昏月までご連絡頂ければ、詳細をご説明します。人手が足りていないので、ご興味のある方がいらっしゃいましたら、是非ご協力ください!
以上です。今後ともどうぞ宜しくお願いします。